文字通り「石の槌(つち)の黒茶」という意味を持つこの民間茶は、愛媛県の石鎚山にちなんで名づけられました。後発酵茶であり、夏に大きな葉を持つ茶樹の枝ごと刈り取り、樽の中で蒸して葉を枝から落とします。その後、アスペルギルス属のカビによって約1週間発酵させ、軽く揉み、さらに乳酸菌による嫌気発酵を2〜3週間行い、最後に2〜3日間天日干しして仕上げます。